■BepInExの導入
さて、KoiSkinOverlayをインストールする前に、まずはプラグイン導入の前提となるBepInExについて説明していきましょう。ハニーセレクトでもそうでしたが、コイカツの機能を拡張するようなMOD(プラグインMOD)を導入するためには、まずゲームシステムにパッチを当ててくれるファイルをインストールしておかなくてはなりません。
BepInEX ダウンロードサイト
①まずは上記のダウンロードサイトにアクセスします。「BepInEx v◯.◯」(◯には数字が入ります)というリンクが複数並んでいるので、このうち最新のバージョンのもの(最も数字が大きいもの)を選んで、zipファイルをダウンロードしましょう。「BepInEx.v◯◯.zip」という文字列をクリックすればOKです。
②落としてきたzipファイルを解凍し、出てきたフォルダをコイカツ!のインストールフォルダにドラッグアンドドロップします。(デフォルトならC:\ILLUSION\Koikatuです)
【※32bit版の場合は、このときに「x86」というフォルダの中にある「winhttp.dll」というファイルを、一つ上の階層にある同名のファイルに上書きしてください】
③一度コイカツ!を起動しましょう。こうすることでBepInExのフォルダが自動的に作成されます。
④これでBepInExの導入は完了です。今後はコイカツのインストールフォルダにできた「BepInEx」フォルダの中にプラグインMODを入れていけば、コイカツの機能を拡張することができます。
さて、これでプラグインの導入準備が整いました。
こちらのプラグイン配布サイトでは、代表的なプラグインの詰め合わせをダウンロードすることができます。(※7月12日現在の最新Verは
「BepisPlugins r4.1」です)
解凍するとこんな感じ↑で、dllファイルがずらずらと出てきます。デフォルトでは1~100までしか動かせないスライダーの幅を-100~+200まで広げてくれる「SliderUnlocker」(ハニセレ等におけるWidesliderです)や、スクリーンショット機能を拡張してくれる「Screencap」といった便利なプラグインです。
ただ、この中には通常のユーザーに不要な拡張機能が多いです!! そのまますべてインストールすると、ゲームが英語化されてしまうなどいろいろと不便なので、必要なものだけ選んで「BepInEx」フォルダの中にコピペしておきましょう。「SliderUnlocker」「Screencap」「IPALoader」の3つがオススメです。
【注意】Screencapをそのまま導入すると、F11で撮影できるキャプチャが正方形になってしまいます!これらのdllファイルの一部はBepInEx内の「config.ini」という構成ファイルを参照していますので、こちらをテキストファイルで開いて、
[com.bepis.bepinex.screenshotmanager]
resolution-x=◯◯
resolution-y=◯◯
こちらの◯◯に当たる数字を希望するスクショのサイズに書き換えましょう。1600×900なら「resolution-x=1600 resolution-y=900」でOKです。
■KoiSkinOverlayの導入
さて、いよいよ本題のKoiSkinOverlayを導入していきましょう。
①
コイカツ!攻略WikiのMODの項を開き、画面の中ほどに
「KoiSkinOverlay (v◯.◯) Download」というリンクがあるので、ここからMODファイルをDLし、適当な場所に解凍します。
②上記のようなファイルが出てきますので、このうち「BepInEx」というフォルダをコピーして、コイカツ!のインストールフォルダにペーストすればOKです。他のファイルはコピペの必要はありません。
③コイカツ!を起動して、本編でもスタジオでも構いませんのでキャラクターを呼び出してみましょう。すると、「Koikatu\BepInEx\KoiSkinOverlay」のフォルダ内にキャラクター名のフォルダが生成されます。中身は空ですが、この中に「body.png」または「face.png」という名前の透過画像ファイルを置くことで、当該キャラクターのスキンテクスチャにその透過画像がオーバーレイ(上書き)で表示されるようになります。
④せっかくですから、試しにトライしてみましょう。
・賢木特製落書きスキン(ボディ)
・賢木特製落書きスキン(フェイス)
こちら↑の2つのファイルをDLして、「Koikatu\BepInEx\KoiSkinOverlay」内にできたキャラクター名フォルダの中に置きます。このキャラクターを読み込むか、すでに呼び出している場合は右のCtrlキーを押すことで、スキンデータが読み込まれるはずです。
■おわりに
さて、無事に落書きスキンの導入はできたでしょうか?こうした透過画像は自分で簡単に作ることができます。
スキンの作り方については今後専用ページを作って解説しますが、「ハニーセレクト SkinTexModでタトゥーを作ろう」を参考にしてもらえれば解説がなくてもできると思います。「Koikatu\BepInEx\KoiSkinOverlay」フォルダの中に
「__TEMPLATES__」というフォルダがあると思いますが、その中にあるbody.jpgとface.jpgがテンプレになっています。(↓)
ちょっと不気味ですが、photoshopなどでこちらの画像を開いて、別のレイヤーに落書きやボディースーツなどを用意し、最後にテンプレのレイヤーを消せばOKです。詳しいやり方は
「KoiSkinOverlayでタトゥーを作ろう」にまとめましたので、ぜひご参照ください。
今回は少し長くなってしまったので、ここまで。ではみなさん、楽しいコイカツライフを!
賢木でした。