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黄昏のディストピア

最終更新:2017/10/12 21:07 │ 【小説】短編シリーズ | コメント(0)
【注意】
内容についてはネタバレになるため伏せますが、いわゆる敗北国家もの、ディストピアものの短編です。
現実と創作の区別ができない方、寝取られ趣味を持たない方は閲覧をご遠慮ください。
特定の国家、文化、歴史を貶める意図はありませんが、通常の感性からは不快に感じられる可能性があります。
本作品は韓国人に日本人が寝取られる「k国もの」ではありませんが、
同様の作品に耐性のある方のみお楽しみください。



【雌堕ち小説】スペードクイーンチャレンジ(下)

最終更新:2017/08/23 17:49 │ 【小説】短編シリーズ | コメント(0)
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(ねえねえ、結局いつ告るの?絶対イケるって、明梨の場合)
(ちょっ、こんなとこでその話!あっちに瀬尾いるし!)
(小学校からの腐れ縁でしょお?もうあたしらもさすがに応援するの飽きちゃったよ)
(そうだよ明梨。瀬尾けっこう顔かわいいし、あんたがぐずぐずしてると楽器部の後輩に取られるよ、マジで)
(チカの気持ちわかるわ~。結末見えてる恋愛漫画がだらだら続くの、ほんと飽きるのよね)
(やめてよ茉奈まで・・・もう、あたし告るから!今日!)
(((まじ!?)))

教室の片隅で固まってひそひそ話をしていた少女たちが突然きゃあきゃあ騒ぎ始めたので、クラスメイトたちはなんだなんだとあきれ半分、好奇半分の視線を送った。4時間目がもうすぐ始まる休み時間。自分たちが注目の的になっていることに気づいた神橋明梨は「な、なんでもないなんでもない」と顔を真っ赤にしてごまかすのだった。

明梨はこのところ、「瀬尾との恋仲を今こそ進展させよ」という友人からの圧力を受け続けて正直うんざりしていた。彼女が中学時代から同じ楽器部の瀬尾まことに恋心を抱いているのはクラスの女子たちにとっては周知の事実である。遅々として進まない二人の仲をこの秋こそ後押ししてやろうという友人たちの気持ちはありがたいのだが、明梨はいざとなると一歩が踏み出せない自分の弱気が嫌で仕方がなかった。明梨は小学校からずっと続いてきた「近所の幼なじみ」という関係が壊れてしまうのがどうしても怖かったのだ。



【雌堕ち小説】スペードクイーンチャレンジ(中)

最終更新:2017/08/23 12:40 │ 【小説】短編シリーズ | コメント(0)
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「あ、あのう、すみません。もしかして…『トランプをお持ち』…ですか・・・?」
「ええ。持ってますよ、スペードのクイーンです」
「…くすっ、よかった!間違えちゃったらどうしようかと思いました」
「どうもどうも。まこちゃんだよね?浅井といいます」
「まこです、今日はよろしくお願いします」



【雌堕ち小説】スペードクイーンチャレンジ(上)

最終更新:2017/08/06 10:05 │ 【小説】短編シリーズ | コメント(6)

(閲覧注意:男の娘が洗脳雌堕ちする変態向けSSです)


例のアプリ「スペードクイーンチャレンジ」が流行り始めたのは、確か今年の春頃のことだ。毎日プッシュ通知されてくる『チャレンジ』を失敗せずに41日間続けることができれば必ず恋が叶う・・・といううさんくさい願掛けアプリ。チャレンジとともに通知される動画や音楽を鑑賞することでユーザーに心理的な効果を及ぼすそうで、芸能人がSNSで紹介したのをきっかけに「人が変わったように人気者になれる」「本当に恋愛が成就する」とじわじわと口コミが広まった。今では全国放送のワイドショーでも社会現象として取り上げられるほど、中高生を中心に爆発的な流行が続いている。



アイドル転落マインドコントロール

最終更新:2016/12/08 20:00 │ 【小説】短編シリーズ | コメント(0)
やあこんにちは、シャイニープロダクションでプロデューサーをしている権藤です。今日はわざわざノーアポでウチの事務所まで押しかけて来てくれたそうで、いやいやどうもありがとう。そこにいるウチの美優に会いに来たんだってね。何でも、高校時代から付き合っている彼氏さんだそうじゃないか。確か、2度目のデートで頑張ってお台場のホテルに連れ込んだあげく緊張しすぎてチンチンが勃たなくて、そのまま美優の手を握って朝まで過ごしたって男の子だよね?美優から全部聞いたよ。いまでも2回に1回は挿入前に射精しちゃうんだって?……プッ、いやいやなかなか……いまどき見所のある若者だねぇ。ハハハ。



美優 ~転落アイドルAVデビュー~

最終更新:2016/12/06 20:00 │ 【小説】短編シリーズ | コメント(0)
 「僕の彼女はアイドルをしてます」


 そんなふうに紹介すると誰もが「嘘をつけ」という顔をするだろうが、本当なのだからしかたがない。日下部美優(くさかべ みゆ)が芸能事務所に所属してアイドル活動をしているのは本当だし、僕が彼女と付き合っているのも決して嘘じゃない。僕と彼女は小学校からの幼なじみで、高校の卒業式で彼女に告白されて僕らは彼氏彼女の関係になった。そこまでは本当だ。



綾香 -中年親父のモノにされた僕の彼女-

最終更新:2011/04/30 04:07 │ 【小説】短編シリーズ | コメント(0)

僕には大学時代にゼミで一緒だった、四宮綾香(しのみやあやか)という彼女がいました。綾香は大人しくて恥ずかしがり屋で、ゼミの飲み会とかでもあんまりしゃべらないタイプでした。髪の毛は肩くらいまでの長さで、サラサラの黒ストレート。講義のときだけ小さなメガネをかけていて、それがとても似合っていたのが印象的でした。