ページの先頭へ戻る

陽美~凛々しかった妻の変貌~【20】

最終更新:2010/09/18 01:00 │ ブログ記事 | コメント(0)

○月×日

【ポチの飼育され日記 その1】

タカシ様とかつての妻陽美様の奴隷、ポチです。お二人に固く禁止されていたオナニー行為を密かにトイレで行っていた罰として、今日からお二人のペットに成り下がるとともに、ノートに「飼育され日記」をつけることになりました。携帯電話で愚痴日記をつけていたこともバレてしまいましたので、そのかわりに「お二人に飼育していただく悦びを形にして残すように」との命令です。
ポチがオナニーするたびに見ていた小説は「妻を間男に寝取られた夫が自宅で2人のペットとして飼われる」という変態ストーリーだったので、これからは家でその設定の通りにして頂けることになりました。とっても嬉しいです。


ハニカム  ハニカム

 

小説の設定のとおり、

 

・会社から帰ったら、家ではポチと名乗ること

・全裸に首輪をつけ、四つん這いで歩くこと

・お二人には最上級の敬語を使うこと

・人間用のおトイレ様は使用せず、家ではおむつを身につけること

・妻をタカシ様以外の男性にも貸し出すこと。「お客様」にはタカシ様に対するのと同じように「接待」すること

・お二人の用がないときはリードでキッチンの柱につないでおかれること

・食事はお二人の残飯をペット用のお皿に盛りつけて、床にはいつくばって犬食いすること

・陽菜は保育所に預けること。出迎えは自分ですること

・通帳と印鑑を完全にお二人に預け、今後一切権利を主張しないこと

 

などを義務づけられました。お二人の奴隷犬になれてポチは幸せです。今日からペットとしての生活が始まります。

 

○月×日

【ポチの飼育され日記 その12】

小説のとおり、ずいぶんお漏らしがしやすい体になってきました。おしっこがしたくなった瞬間におむつに出す。それを繰り返しているだけで膀胱が収縮しつづけ、赤ちゃんのようにお漏らししてしまう体質になれる。小説の中だけのファンタジーだと思っていましたが、あれは本当だったようです。
今日は会社で失敗してズボンを少し濡らしてしまったので、陽美様に「明日からは会社にもおむつをつけていきなさい」と命令して頂きました。昔は陽美様がぼくの奥さんだったなんて、いまでは嘘のようです。おしっこを我慢することも満足にできない僕が、いまさら陽美様に釣り合うわけがありません。おむつの上からスラックスを履くことを想像するだけでチンポがビンビンしてしまいます。情けない変態マゾです。

最近、タカシ様が大学の後輩の方々をよく家に招待されています。以前から陽美様とも夜に遊んでいらした方々らしく、家でも慣れた様子で陽美様のオッパイをもまれたり、ディープキスを楽しんだりされています。一般的に不良と言われるような容姿の方が多く、家では違法な「お煙草」を吸われたりして、ハイな状態で陽美様とセックスを楽しまれています。
ぼくはおちんちんでのオナニーは当然禁止ですが、アナルオナニーは特別に許して頂きましたので、名前も知らないお客様との不倫セックスを間近で見学しながら、誕生日に陽美様に頂いたアナルパールでオナニーをさせて頂いております。チンポに触れないで恥ずかしいホモ射精をしてしまうときも、僕には赤ちゃんおむつがあるので安心。機嫌がいいときの陽美様にバカにされながらおむつをかえていただくのも、とっても幸せです。

 

○月×日

【ポチの飼育され日記 その53】

タカシ様がしばらく家を空けていらっしゃいます。もう1週間近くなります。陽美様が心配して何度も電話していますが、携帯電話もつながらないようです。とても心配です。

 

○月×日

【ポチの飼育され日記 その60】

今日は長い一日でした。

結論から書くと、タカシ様は薬でトリップした状態で車を運転していて暴力団関係者の方の車に追突事故を起こし、多額の負債を負ってしまったようです。タカシ様が以前から振り込め詐欺や薬物の斡旋などをして稼いでらした(ときおりポチが手伝いをすることもありました)のは知っていましたが、事故がきっかけでそのことがあらいざらいそこの組にバレてしまったとか。タカシ様の腕には注射痕がありますし、車内にもクサやらバツやらいろいろ積んでいたので、言い逃れもできなかったようです。

お昼頃、マンションにどかどかと黒いスーツの方が入ってきて驚きました。なになに組の
ナントカ代行とか名乗った冷たい目つきの男が、陽美様にていねいな口調で事態の経緯を説明していました。「タカシくんはまあ、やっちゃったわけですよ。私たちのルールに反したので、そこは私たちのルールで返済をして頂かないといけない。それは、陽美さんにもわかりますよね」。そんな感じでした。ヤクザは「姉ちゃんかわいいのお」とか「この落とし前はどうつけてくれるんや」とか、もっとどう喝をするように話すのかと思っていましたが、そうではないんですね。
黒崎と名乗ったその男性が、最後にぼそりと「我々はメンツを大事にしますんで」と言ったのが強く印象に残っています。

黒崎氏の話をかいつまんで書くと、タカシ様は要するに「ケツをまくった」わけです。組のメンツをつぶしたタカシ様を彼らが放っておくはずもなく、車の修理代金だとかの名目で、その日のうちに強制的にヤミ金から多額のお金を借りさせられたそうです。薬とかなんとかもろもろの違法行為も、全て組の利益、シノギというらしいですが・・・を侵害したということになるんですね。タカシ様はもともとお金持ちの家の方だったらしく、だいたいは自力で返済したようですが(きっとわたしの預金通帳もカラになっているのではないでしょうか)、残りを陽美様におっかぶせて自分は逃げたそうです。僕ら夫婦(元でしょうか?)の印鑑やらなにやらはタカシ様が管理していましたから。

陽美様はがたがたと震えていましたが、黒崎氏は

 「話はすっかり聞いていますし、もう陽美さんの『働き先』もきちんと決まっていますよ。もういい年なんだから、これからどうしたらいいかわかりますよね。残った額は大したことないですし、何より陽美さんのカラダなら、まあ1年もしないで返せますよ。若い男を何人も相手にしていたそうですから、全然平気でしょ?ははは。お店には研修制度もありますし、生理休暇もありますから安心してくださいね。あとで店長から電話が入りますんで、源氏名やら出勤日やらはそこで交渉していただくということで」

 

そんなことを言い残して、あっさりマンションを去っていきました。要するに、僕の妻は大学生の不良に言いようにヤラれまくったあと、借金のカタにソープに沈められたというわけです。文章にするとたった一行ですね。非日常的な生活をしてきた僕には、こんな事態になっても他人事のようにしか感じられません。

陽美様はがっくりと肩を落として、しばらくリビングに呆然と座っていらっしゃいました。陽菜を保育園に迎えに行く時間だったので、僕は黙ってスーツに着替えて、家を出ました。これから、僕の家はどうなってしまうのでしょうか。本当に陽美様はソープ嬢になるのでしょうか。

 

関連記事

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
https://iosworld.blog.2nt.com/tb.php/105-075719f0