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陽美~凛々しかった妻の変貌~【21】

最終更新:2010/11/09 00:47 │ ブログ記事 | コメント(0)

○月×日

 きょうは陽美様が高級ソープ嬢としての勤務を始めてから、ちょうど半年の記念日です。わたしはそういった店に入ったことがなかったのでよくわかりませんが、ソープ嬢というものはプレイルームをいつも自主的に管理していなければならないらしく(そうでないと店側の違法な管理売春になってしまうそうです)、陽美様は決められた休日と生理休暇以外は朝から夜まで、まるで正社員のようなきちんとしたスケジュールで働いています。むしろタカシ様と暮らしていたころよりも今の方がずっと規則正しい生活を送っているようで、わたしは複雑な気分になってしまいました。


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陽美様もはじめは毎日憂鬱な表情で出勤していたものですが、もともと性的に乱れた生活には慣れていたこともあり、数ヶ月もすると見も知らぬ中年男のチンポを慰めることに何ら抵抗を覚えなくなっていったようでした。一流企業のエリート総合職だった妻が、落ちれば落ちるものです。技術指導の名目のもと、ヤクザあがりの店長に毎日バックヤードでハメられては徹底的にソープ嬢のテクニックを仕込まれたそうで、妻が好き勝手に陵辱されている様子を想像するだけで抜ける変態のわたしは、陽美様にウザがられるまで根掘り葉掘りその状況を聞き出して悦に入ったものでした。


指名客に会う際は、まるで土下座するかのように床にひれ伏し、「お買い上げ頂きありがとうございます」と三つ指を立てて最上級の礼を尽くすそうです。まるで新婦が初夜のあいさつをするように、です。それから妻はプレイルームまで恋人のように腕をからめて案内し、男の服を一枚ずつていねいに脱がせたあとは、客が望むとおりのご奉仕プレイをするべく、バスルームへと誘います。あ、客が「即尺プレイ」をオプションで希望した場合は、部屋に入った直後に洗っていないチンポにすぐにしゃぶりつき、そこで一発抜くサービスをしてさしあげるそうです。会ったばかりでろくに会話もしていない男のジッパーを自ら下ろし、半立ちのチンポにむしゃぶりつく陽美様・・・昔の妻からは想像もつかない痴態です。夫である私は、陽美様の体に指一本触れさせていただけないというのに・・・。


 ソープ嬢として、アソコをスポンジに見立てて男性の体をジュボジュボと洗う「タワシ洗い」やらなんやら、今まで聞いたことのないようないやらしい奉仕テクニックをたくさん身につけたという陽美様。彼女の夫にも関わらず、一生そのテクニックを味わうことができないみじめさに、わたしは最高に興奮してしまいます。そこらのみすぼらしい中年サラリーマンでさえ、決まった料金を払えば陽美様とセックスを楽しめるのに、わたしは妻が犯されているころ、家でその痴態を想像してオナニーをするしか性欲を解消する方法がないのです。

 

陽美様の「初任給」は月給で100万円を超えましたが、その振込先は組に指定された口座になっていましたので、結局全くわたしたち夫婦のもとには入りませんでした。ただ黒崎氏のはからいで、次の月から、一部だけは生活費として振り込んで頂くことができました。なにしろ元々あった家族の貯蓄はタカシ様が勝手に処分してしまいましたし、わたしもいろいろとあって失職してしまいましたので(このくだりはあとで説明させて下さい)、陽美様の収入がなければわたしたち夫婦は暮らしていくことができなくなってしまったのです。しかし、陽美様も一連の不法行為にかかわっていたとはいえ、もとはと言えばわたしたちの家族でも何でもない一人の大学生の不始末でできた借金です。それを、わたしの愛する妻であり、ご主人様である陽美様が、その美しい体を不細工な男たちのチンポ汁で汚してまで稼ぎ出さねばならないことには、いつまでたっても納得がいきませんでした。

 

ところで、「ポチ」のご主人様であるタカシ様がいなくなってしまった今、わたしがこの飼育(され)日記を書く義務はないのかもしれません。陽美様、陽菜様という呼び方も、もはや必要ないといえばもちろんそうでしょう。自分たち家族をどん底にたたき込んだ男を、「様」付けで呼ぶことも当然ありえないことです。タカシ様は私から妻を寝取り、徹底的に調教し、友人らに輪姦させ、挙げ句の果てに借金まで負わせた男なのですから。しかし、今わたしはそうしていないと自分の自我が保てないような、そんな不思議な心理状態にあります。説明が難しいのですが、自分はいま、妻が売春している金で食べさせて頂いている、おふたりよりもずっと下の卑しい身分の人間・・・いえ「ペット」であると認識していないと、気が狂ってしまいそうなのです。本来のわたしは陽美様の夫で、エリートサラリーマンで、高級マンションに住む一家の大黒柱であるなどと、とても考えたくありません。思い出したくありません。


ですからもちろん、タカシ様の言いつけは今でもきちんと守っています。おむつを常に身につけ、手を使わないで射精することも覚え、帰ってきた陽美様のおみ足を舌でご奉仕することにも慣れました。もう1年は人間様のトイレで排泄していないと思います。
 自分のような短小包茎で無職でお漏らし癖の治らないグズが、妻を寝取られ、どん底に落とされるのは当たり前のこと。そう思っていないと、もはや正常な思考が保てません。いえ、もしかしたらこの状態が、既に正常な思考ではないのでしょうか・・・

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