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【Controlnet1.1】新モデルをフルに使って試す「写真とイラストの融合」

最終更新:2023/05/05 22:18 │ AIイラスト | コメント(0)
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こんにちは、スタジオ真榊です。皆さんGWの真っ只中でしょうか?賢木は休みでも休みじゃなくてもSDwebUIをめっちゃ楽しんでおります!

さて今日はControlnet1.1の全体検証とまとめ記事が一段落ついたのを受けまして、以前のこちらのツイートのように「CN1.1の最新モデルを組み合わせたらどんなことができるのか?」を検証してみたいと思います。



写真とイラストの融合はできるのか?

controlnet1.1をフルに使うと言っても、色々な組み合わせ方があるわけですが、まず最初に思いついたのが自分で撮影した写真をイラスト化できるのか?ということ。賢木は(もちろんド素人ですが)スマホで写真を撮るのが大好き。「いろいろな場所で撮影した風景写真をイラストに取り込むことができたら、作品の幅が非常に広がるのでは」と常々思っていました。

これを思いついたのは、こちらの「wama@iphoneで3Dスキャンする人」さんのツイートを拝見したとき。



写真を繋ぎ合わせて一つの3Dデータにしてしまい、スマホの中に保持していつでもどんな画角でも呼び出すことができる…いまはこんなことが簡単にできてしまうのですね。

例えば、あるホテルの室内をiphoneで3Dスキャニングしておけば、あとで室内のいろんな背景を自由に画角を動かして再現できるわけです。それを漫画作品の背景にもし使えたとしたら、なんと画像生成AIの弱点だった「背景の同一性」を難なく担保できてしまうのですよ。例えば、エロゲなんかでは室内の背景素材があったとしたら、せいぜい「昼」とか「夜」とか「ズームアップ」といった差分を作るくらいで、その前でキャラの立ち絵をカチャカチャ動かして場面を表現していたわけですが、もし実在の室内データを3Dで保持できたら、ベッド上でもソファに座っているところでも入室時のコマでも、なんでも簡単に背景素材画像にすることができます。

3Dにするときにもちろん画質は落ちますが、基本的な主線や凹凸さえ保持できていればControlnetでイラスト化できるわけですし、撮影OKな場所であれば権利問題もクリアできますね。

とまあ、夢は広がるばかりなのですが、そもそも今回の主題である「風景写真とイラストとの融合」ができなくては取らぬ狸の皮算用。できるのか?できないのか?まずは検証をやってみましょう。

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