こんばんは、スタジオ真榊です。今回はStableDiffusionWebUIの拡張機能「Latent Couple」の解説記事第1回ということで、誰でも自由にキャンバスの分割ができるようになる「基礎マスター編」をお届けします。
画像生成AIが特に苦手なのが、要素の異なるキャラクターの「2ショット」ですよね。例えばピンクのショートヘアと緑のツインテールの女の子を生成しようとすると、どんなにプロンプトを工夫しても「緑のツインテール2人」が出たり、「両方ショートヘア」になってしまったり。こうした複数キャラのプロンプトの混線については、
拡張機能「Cutoff」の解説記事でも扱ったばかりですが、Latent Coupleをうまく使いこなすと、混線を防ぐだけでなく
キャンバス上のどこに何を描くかまでコントロールすることができるんです!
さらに、指定領域ごとに複数のLoRAを適用して別々のキャラクターを1枚のイラスト上に呼び出したり、Controlnetと組み合わせてポーズをつけたりといったことも可能になります。「Latent couple」+「Composable LoRA」+「Multi controlnet」でどんなことができるのか?…は次回の「応用編」に譲るとして、今回はまず基本的な使い方をマスターしましょう。
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