「これはこれは・・・。ご安心ください総帥、被験体S100号の改造は順調に進んでおりますよ。イッヒヒヒヒヒッ!」
とある欧州の小国に秘密裏に設立されたシャドルー直轄のサイコ・パワー研究所。マインドコントロールを司るラボの一室で総帥・ベガを出迎えた研究員は、新しいオモチャを与えられたのが嬉しくてたまらないといった様子で下卑た笑い声を上げた。
「既にバイザー洗脳でコッテリ大脳をいじってますから、なかなか進行が早いようです。機械のペニス相手に飽きることなくイキまくっておりましてねえ、まるで貪欲な豚ですな。クヒヒヒッ!」
「フム、順応はどの程度だ?」
「洗脳の方でございますか?格闘家特有の反応なのですかなあ、当初はサイコ・パワーへの抵抗が強くみられて全く洗脳が進みませんでしたが、93号から試験的に始めた心身並行トランスフィギュレーション法・・・おっと失礼、洗脳と肉体改造を同時進行させるプログラムを適用してみたところ、飛躍的に順応が進みまして。現在は洗脳進行度42%まで深化しております」
研究室中央のボックスに捕らえられ、全身をチューブか触手のような機械につながれた春麗のみじめな姿を眺めて、ベガは満足したようにうなずいた。
春麗の顔面は以前はめられていたのと似たバイザーのような機械に覆われており、強化ガラスに覆われたボックスの外から表情は伺えない。春麗は四肢を完全に固定され、体を小刻みに震わせながら「あっ…♥」「あひっ…♥」と淫靡なあえぎ声を漏らすばかりだ。ボックスの外からでは意識があるのかないのかすら定かではない。無機質なバイザーは被験体の脳波とシンクロした光を機械的なリズムで発しており、研究室のディスプレイには洗脳が順調に進んでいることを示すさまざまな数値が誇らしげに映し出されていた。
この研究員の言った「心身並行トランスフィギュレーション法」という代物は、肉体と精神の一致性に着目した新たな洗脳カリキュラムであり、精神よりも先に肉体を「新環境」に順応させることで洗脳への順応性を高めるのがその骨子と言える。格闘家のように強靱な精神を供えた被験体は、例えサイコ・パワーを使っても容易に人形化することはできなかったが、それも過去の話だ。バイザーにより視覚や聴覚、脳の記憶野を支配下に置き、全身の性感帯に直結した機器で強制的に性欲を刺激し続ける非人道的な施術により、鍛え上げられた精神はあっさりと欲望に負け、サイコパワーに忠実な「人形」となる。
ディスプレイには「被験体S100号(旧人格名:黄 春麗)」「絶頂回数:286回」「洗脳進行度42%(残り1時間57分...)」などと表示されており、彼女が「春麗」でいられる期間があと2時間足らずで終わろうとしていることを示している。そのとき、ボックスの中から「おごっ、おほおおおおんっ♥」とひときわ大きな嬌声が漏れ、「ピローン♪」といういささか間の抜けたシステム音とともに「絶頂回数」の数値が1つだけ増加した。
「ハハッ、格闘家というのはどうも・・・なかなか性欲旺盛な被験体ですなあ?こんな助平な体をして、『生前』は意外と男日照りだったのかもしれませんぞ?いひひひ」
無抵抗な肉壺と肛門にむしゃぶりつき、一定のリズムで出入りを繰り返している機械の触手は彼女が絶頂しても止まることなく、なお蠱惑的な動きで秘所を蹂躙し続けている。機械のペニスで浅ましく絶頂を迎えた春麗はいやらしく身をよじり、股間からプシャプシャと可愛らしい潮を吹いた。が、それもあっというまに別の触手が機械的な動きでぬぐい去ってしまう。ボックス内では何事もなかったかのように、無慈悲な洗脳調教が継続された。
「グハハハハッ、小生意気な雌犬らしい末路ではないか、うん?この小娘は親衛隊の中でも特に念入りに改造してもらおうか」
「ええ、ベガ様。脳内データをのぞかせてもらいましたが、生まれ付きずいぶん正義感が強い…というか、融通が利かない堅い性格のようです。ベガ様の愛玩人形にふさわしい《ステータス》に書き換えておきましたので、今しばらくお待ち下さいませ」
研究員はそう言って、ピアニストのような軽快なタッチで機器を操作した。ディスプレイには「命令絶対服従」「性欲:1→294倍」「忠誠:0→817」「人形化」「倫理観撤廃」といった文字が次々に表示され、ベガは狂気染みた笑みを浮かべる。
「そういえばベガ様。旧人格はどういたしますか?完全に抹消することも可能ですが、音声認識でON/OFFすることも…」
「フム、残しておけばよかろう。ただし、肉体の方は跡形も残さず完全に改造してしまってよいぞ。夜伽にしか使えないよう、徹底的にな」
「は、それでは身体能力が一般女性レベルまで減退してしまい、親衛隊としては護衛の機能が果たせなくなりますが…」
「グハハッ、それでよいのだ。惰弱な雌犬には、はじめからワシの警護の用など足せぬわ。長年にわたる脚技の鍛錬も忘れ、ただ男の性欲処理にしか使えぬ人形として新たな人生を与えてやれ」
「承知いたしました、ベガ様…洗脳完遂まで今しばらくお待ち下さいませ」
再びうやうやしく礼をする研究員を尻目に、ベガは部屋を後にした。
ボックス内の春麗はうわごとのように、
「ぜ、ぜったひに負けなひ…!」
「べが…おまへだけは…!」
などと言葉にならない呪詛を漏らしていたが、触手の激しいピストンとともにバイザーがピンク色の光を発すると、あっけなく「あひぃ♥」と情けない矯声を上げてしまう。「ピローン♪」という間の抜けたシステム音が再び研究室に響き渡り、「絶頂回数」の数値がまた1つ、増加した。
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凄い装置が緻密で凄いです^^
続き気になります。
古い人格を残すの良いですね^^何か合言葉を言うと旧人格が消される苦しみと快楽で喘ぎながら苦しむのも面白そうですね。
はじめまして。最近ハニセレを購入してMODを色々探していてこちらに辿り着きました
こちらのサイト様から素晴らしい春麗のデータをDLさせて頂いたのですが
頭のシニョン?がキャラデータ、服データどちらを読み込んでも反映されません。
記載されているMODは入れてみたのですが他にどのMODを入れれば使えるようになるのでしょうか?
あ、髪型でした… 失礼しました!
続き期待してます!
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