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HS Studio Neo Addonでスタジオ機能を超改善しよう

最終更新:2017/09/26 17:07 │ ハニーセレクト | コメント(0)
スタジオNEOを遙かに便利にしてくれるプラグインMOD「HS Studio Neo Addon」(以下、HSSNA)の紹介記事です。旧スタジオのようなキャラやアイテムの並行・垂直移動の実現、ライティング機能の強化をはじめ、「スタジオNEOにあるべきだった機能」をひとつひとつ補完してくれる大変ありがたいプラグインとなっています。


ハニカム  ハニカム


多岐にわたる補完機能


HSSNAが追加してくれる機能は現時点(ver.0.8.2)で以下の通り。

①旧スタジオ・データのインポート (限定) 
 ・・・旧スタジオのセーブデータをNEOでロードできるようになる。(位置や拡縮のずれなどが生じる場合あり)
②ショートカット・キーの上書き
 ・・・UserData/modprefs.ini を書き換えることで、カメラ操作以外のショートカット・キーを書き換えられる
③オブジェクト操作アシスト機能
 ・・・Gキーを押しながらマウス操作でキャラやアイテムを平行移動、Hキーを押しながらだと垂直移動といった操作が可能に
④複数キャラアニメ
 ・・・スタジオNEOの欠点の一つ、男女キャラのHアニメの同期をお手軽にしてくれる。Ctrlを押しながら男女キャラを選択した状態でHモーションを選べばOK。
⑤FK&IK同時起動
 ・・・「キネマ」にFK&IKタブが追加され、FKとIK操作が同時に扱えるようになる
⑥カスタム・ライト (マップおよび全体)
 ・・・マップライト、全体ライトの細かい操作が可能に。詳しくは後述。
⑦ワークスペース (オブジェクト・リスト) 操作アシスト
 ・・・ワークスペース上で右クリックすることでオブジェクトの複数選択が可能に
⑧キャラクタリスト、衣装リストサポート
 ・・・キャラや衣装の読み込み画面で「衣装データのみ読み込み」「アクセのみ読み込み」「体のみ読み込み」などの選択肢が選べるようになる
⑨Advanced IK (IKウェイト調整) 
 ・・・Ctrl+Iで追加画面が表示され、IKのポーズとアニメーションのポーズを合成することができるようになる
⑩Auto Track (疑似親子設定) 
 ・・・キャラ、アイテム、IKノードの親子付け(追従)機能の追加
⑪Auto Face/Voice (Hアニメ同期音声/顔設定) 
 ・・・スタジオでは女性キャラの表情が一つしか選べないところを、本編と同じように設定されているHアニメーションに合った音声、表情が適用されるようになる(Ctrl+IキーでAuto Voice/FaceをオンにすればOK)。動画作成向き。
⑫アイテムのライト設定調整
 ・・・アイテムのライト種別 ("マップのみ"、"キャラのみ") を変更可能に
⑬VMD (MikuMikuDanceモーション) 再生
 ・・・MikuMikuDance のモーション・データ (拡張子.vmd) をキャラに適用できるように
⑭SBPR/プレイクラブ/ハーレムめいと再生
 ・・・「Sexyビーチ プレミアムリゾート」「プレイクラブ」「ハーレムメイト」のアニメーションデータをキャラに適用できるようになる

特に便利なのは「③オブジェクト操作アシスト機能」「④複数キャラアニメ」「⑥カスタム・ライト」「⑧キャラクタリスト、衣装リストサポート」あたりですね。旧スタジオで便利だった移動タブがNEOで消滅して大ダメージを受けたユーザーは私含め多かったと思いますが、オブジェクト操作アシスト機能により「キャラ呼び出し」→「Gキーを押しながらだいたいの位置決め」「Hキーを押しながら縦位置決め」の3ステップで迅速にキャラ配置をすることができるようになりました。④の機能で男女キャラのHアニメ設定の面倒くささも緩和されますし、⑧についてはいちいち本編を起動してキャラメイク画面に行かなくても好きな別キャラの服装をかんたんに適用させられるので大変便利です。⑥のカスタム・ライトは便利機能というには少々異質なライティングの話になるので、次の項で。

カスタム・ライトの調整


ライティングについては有名ハニセレユーザーの方々がブログなどで記事にしており、私のような素人がここでいまさら縷々語るのもお恥ずかしいのですが、この項ではなんとなくこの機能を使っている中で思ったこと、心がけていることを紹介したいと思います。

いきなりですが、スタジオNEOのライティング(照明)って難しいですよね。初めて触ったときに「なんで?」と思うのは、「ライトを全部0にしても、キャラと背景の一部が暗くなるだけで全然真っ暗にならない」ということ。これはスタジオ内にはカメラライトやマップライトなど、デフォルトでいじることのできるライトといじれないライトが存在するから。HSSNAを導入すると、この「いじれないライト」をオフにしたり、いじれるライトをもっといじれるようになる・・・というイメージです。

実際の操作


さて、HSSNAを導入した状態で「System」タブからカメラライトを選ぶと、このようなCustom Lightという追加画面が表示されるようになります。まず上の三つのON/OFFタブですが、Default Lightはカメラに付属しているライト、Baked Map Lightはマップに「焼きこまれた」ライトをそれぞれON/OFFすることができるようになります。Map Shadow Castingはマップの影に関する設定で、ONにすると壁などのオブジェクトが強制的に影を投射するようになります。重要なのは、4つめのAmbient Light、つまり「環境光」です。

環境光はその名の通りスタジオ内全体を照らしている照明で、「Intensity」のスライダーで明るさを、「RGB」のスライダーで色あいを調整することができます。SkyBox、Trilight、Flat、Customというのは光の種別。たとえばFlatにすると1色の全体光、Trilightにすると3色の光で3方向から照らすことができます。難しい話になるのでここでは割愛しますが、いろいろ試してみると体感的にわかるかも。

デフォルト設定ではスタジオを真っ暗にできないとさっき書きましたが、上みっつを全部OFFにして環境光のIntensityを一番左にすればてっとりばやく真っ暗にできます。あとは月明かりのような青みの強い環境光を少しだけ入れてアイテムで追加ライトを加えていけば、夜の屋外や暗い部屋などのシーンを作っていくことができるようになるので、ぜひ試してみてください。

※黒髪のキャラは髪が全く光を反射せず背景に溶け込んでしまう恐れがあるので、髪のどこかに追加ライトを当てておくとよい、と偉い人に教わりました!

アニメやイラスト調のライティング


SkinTexModで「QuickAnimeOnly」というスキンを適用すると、キャラの見た目をアニメ調にすることができるのは皆さんご存じの通り。先日有名Modderのくぐつ様がTwitterで紹介されていましたが、このスキンをさらに生かすためには「肌にできるだけ影を作らない」ライティングが有効です。



このようにデフォルトライトを全て切ってFlat設定の環境光のみにし、画面効果でSSAOを弱めるなどしてできるだけのっぺりしたライティングを心がけると、かなり3D調からイラスト調に寄せることができます。ちなみにSkinTexModを使わなくても、アニメっぽい肌の枠線こそ出ませんがけっこうイラスト寄りの雰囲気が出せますね。といっても衣装やマップは3D調のままなので、アニメ調を徹底するなら背景画像をPNGで読み込んだり、裸にしたりといった「もうひと手間」が必要です。

Hシーンにふさわしいライティング


ハニーセレクト本編をプレイしていて思うのは、明るくポップな部屋だと「見た目のH度」って下がるものだなあということ。ふだん寝取られとか洗脳とか陰惨系のジャンルを扱っているからかもしれませんが、たとえばデフォルトマップの「女の子部屋」「自室」「ロビー」の・・・何というかゴージャスで部屋の隅々までばっちり明るい感じ。いまひとつHスクショとは合いませんよね。
ハニセレが出たてのころに「自室マップでライトをピンクにするとラブホっぽい」的なことを書いた覚えがありますが、最近はもう一歩進んで「HSSNAでFLAT設定の環境光を暗く青くして、追加ライトで顔や体の一部をピンク系に浮き上がらせるとなんかエロい」という発想でスクショを撮っています。あとはやっぱり日常→堕落のギャップを表現したいので、明るく清潔・知的な日常風景と暗く淫靡で肉欲に忠実な雰囲気のH写真を対比させることを心がけてます。

デフォルトマップはあんまり応用が利かないので、Hシーンには公式シーンあぷろだのラブホテルをお借りすることが多くなってきました。自分で作っていて楽しいスクショではなくて、「他人が見て抜けるスクショ」を撮るのってつくづく難しいですね。



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